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新しくブログの読者になったから「いじめについて田中さんは書かれますがいじめられた経験があるんですか?」と頂きました。
なので今回は今までのブログでも書いたかも知れませんが僕が「いじめ自殺」を何故ダメと言うか?を書きます。

僕は中学生の時に自分が所属していた部活の陸上部を練習がえらくてサボっていたら先輩や同級生が「来いよ!」と言われたけどまたサボっていた。
それがキッカケで行かない日は殴られ蹴られたり自転車にいたずらされたり部室に閉じ込められたりまぁ色々やられた。
この頃は親や友達や先生には相談出来なくて毎日僕がこんな目に遭うのか?
「拳銃があれば誰を殺す」とか「願いが一つ叶うなら○○が死ね」とか思ったり、いじめっこが宿題などを忘れて先生に叱られていた姿が面白く見ていたりした。
荒んでいたな〜。
友達はいたけどそこは皆には言えないし知ってたとしても暗黙の領海だったから。
いくら馬鹿な僕でも毎日嫌な事が続くとたまらない。休みの日にもう限界をこえて死にたいと思えた。
死んだら解放されるし死んだらいじめっ子を呪ってやってもいいしと思い親が朝買い物に行った時に紐を輪にし持っていたら自宅の一室から消し忘れたテレビから音楽が流れていた。
その時の歌詞が
♪元気を出してもう泣かないで♪
と聴こえて来た。
この時何かに取り付かれたようにテレビの部屋に行った。
僕はその曲が励ましてくれていると思ったのだ。
その曲と言うがテレビアニメらんま1/2のオープニング曲で瀬野あづささん(COCO)の「もう泣かないで」だった。
この曲を聴いた僕はすぐにCD屋に行き買って家で聴きまくった。
今思えば誰かに「もう泣くな!」と言われたかったのかも知れない。
聴くたびに涙が出たよ。
のちにこの曲は失恋ソングと知る。(笑)
死ぬのは正直怖かったからね。
そして次に強くなろうと元々好きだったプロレスにさらにのめり込む。
僕の憧れの人!大仁田厚さんだ。
大仁田さんの試合は「ダメな奴も一緒懸命やれば夢は叶う」と教えてくれた。
涙のカリスマをは僕にとって共感者だったのかな。
それからは体も鍛えいじめっ子には少し抵抗したがやはり勝てませんでした。
でも充実とまで言わないが普通に生活をしていた。
何も出来ない自分が少しで反撃出来たしプロレスやアニメやお笑いなどにハマりこれが死んだら見れなくなる。
続きが見れない。
何よりそこの世界には自分の居場所だったり代弁者がいたから。
元々目立つ事は好きな性格だのでチヤホヤされたい!モテたい!いじめっ子を見返したい!と思いテレビに出たいと思う夢と同時に福祉関係にも興味があったので専門学校に入学した。
二足のわらじを掃いての僕の人生の新たなスタート。福祉の話はまた別の機会に話すとしてお笑いを初めた頃は今と全然違うキャラでした。
こんな僕が調子こいて格好ツケていた。それが目についたのか当時の先輩に難癖を付けられよく殴られたりした。
「裸になれ!」と言われ裸になれなくて服を脱がされ蹴られたりした。
今思えば裸に何でならなかったのか(笑)なっていたらそれで終わってたかも知れないのに。
いつも出番前は照明さんの横にいて隠れていたから。
パシりも1日何回行かされたか。
この時にお笑いを辞めようとした時に色々アドバイスをくれた構成作家山本さんや先輩の山浦さんやイズさんに言われた言葉が僕の支えでした。

そしてこの頃に大きく僕を変える事が起きる。
構成作家の新福さんに
「田中は華もないし面白くない!!ウジウジした感じがダメ!芸人やろう!明日から金髪でアフロにして来い!」
と言われて金髪アフロにした。
そして新福さんにラジオ番組で
「田中の真夜中レポート」
と言う企画をやられされた。
僕が
「公園でいちゃつくカップルの生レポート」、「ラブホテルに潜入レポート」、「リスナーの女の子の家に泊まりに行く」など全てアポ無し!!
よく絡まれた!!
ただこの時また「いじめ」と思ったがこれが周りに反響が良くて笑いになる!
この時から笑ってもらえるのが嬉しかった。
新福さんから
「少しは芸人らしくなった。」
と言われた時はいじめられて誉められる仕事、複雑だけど最高の気分だった!
それから僕は常に体をはらされて来た。
「いじめられた経験」はそれまで隠していたけど僕は「いじめられた事」で人に認められた。
「いじめられた経験」などを全面に出したらお客さんから笑いで返って来たり、いじめられた同じ境遇の人から「頑張ります!」と手紙やメールを貰った時は何とも言えない格別の嬉しさだった。
芸人としてまだ体勢はしてない。
でもこんな僕を応援してくれる人がいる。
それは生きていたら必ず誰かと出会う。
応援してくれる人がいると気付いた時に悩みを克服出来ると思う。
いじめ自殺を志願する人に言いたい。
「一度僕の芸を見て下さい!」
肛門に巨大クラッカーを付けて走り回ったり、風船の中に入ったり、Tシャツをワンピースにしたり、靴の中に剣山を入れて我慢したり、ストッキングに全身入ったりなど、きっと『馬鹿だ!』と思うと思います。くだらない大人になりましたがそれでも少しは充実しています。こうしてブログにかけるのも『いじめ』があっても『自殺』を選ばれなかったからかな。
いじめに糞喰らえと思う反面今は感謝しているかも。
もっと詳しく書きたいけど長くなるので皆さんの反響が良ければ詳しく一つ一つその時の状況を詳しく書きます。
こんな乱文に付き合ってくれた読者へ
「ありがとうございます」
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