脳みそにもんしろ蝶の大群！

先日、栄で飲みがあり深夜１時に解散した！
終電が無くなり、今池にあるサウナに泊まろうと思い行ったら満席で入れなかった。
ほろ酔いの僕は、仕方ないと思い、途中まで歩いて、タクシーで家に帰る事にしようと大曽根まで約２駅ぐらいの距離を１時間かけて歩いた！
まぁこの考えは周りの人達は気が狂ってる！と思うだろうが僕に取って普通の事！
山下清のように成りきり、ダカーポの『野に咲く花のように』を鼻歌で歌いながら駅を目指す！
僕が♪野に咲く花のように〜♪と歌っていると今池を歩いてサラリーマンは僕に冷たい視線で見ている！
ボケ見るな！
私は♪みねそたの卵売り〜♪とにかく飲みが楽しかったので上機嫌になり歌いまくり！
歌いながらなので１時間の距離も楽々！
大曽根に着きタクシーを探して、捕まえて乗ろうとした時に、前にタクシーで帰った時は７０００円かかった事を思い出して何気なく財布を見たら３０００円しか入ってない！
チーン・・・。
家まで足りない！！！
酔いもこの瞬間に、すぐに覚めた！
すぐにタクシーの運転手に
「あ〜やべ〜大曽根だわ！家近いのにタクシー乗っちゃった〜ごめん運転手さん！やっぱいいわ〜」
と酔っ払っているフリをしてダッシュで、その場から逃げた。
普通なら恥じをかいたと思う所だろうが、そんな恥はどうでもいい！
それより今からどうするか？
帰れない・・サウナも満喫も分からない。
こうなったら３０００円で帰る所まで歩く！４０００円分を歩いてカバーする事にしたが地獄だった！
その日はいつもよりも気温は低く深夜２時の風は冷たい・・ブツブツ愚痴を言いながら帰るも、どれだけ歩いても道は果てしなく長い！
何度もヒッチハイクを敢行するが捕まらない！
ストレスから深夜ヒッチハイクしたって捕まる訳無い、捕まったとしたって、こんな時間に乗せるような奴なんて事件性が強い！誘拐されたら大変だ！
と自分に言い聞かせ断念！
大曽根から１時間半、歩いたがまだ半分ぐらいの距離を来たにし過ぎない！
この頃になるとショルダーバックの肩ヒモの部分が肩に食い込み、擦れて皮がめくれている！痛い！
遠すぎる！まだかよ！と思い途中何度も野宿しようとするが家に帰りたい気持ちになるが寒くて寝たら死ぬと思い断念！

深夜３時半、ようやくタクシーで３０００円ぐらいの距離と思われる所まで来た！
しかし大事な事に気付く田舎なので深夜タクシーが走ってない！！
もう歩きたくない！足はマメが出来ている！痛い！痛い！
と思っていたら前からタクシーがやって来た！
神様！ありがとう！すぐにタクシーを停めようと手を挙げてアピールするが、そのままタクシーはスルー！え！空車のランプが付いてるだろうよ！
乗車拒否か！今でも会社の名前は覚えている！二度と乗ってやんね〜！
また歩かなくてはならない！
気分をまぎらわすために友達に電話したら「深夜にかけてくるな！」と言われる始末！
友達って、助けるのが友達だろうよ！と当たる事の出来ないストレスを溜めつつ何とか家に着いた。
時間は朝４時５２分だった。自己ベストなのか、初めての体験！僕はこの話に共感してもらいたく「最悪でしたわ！」と話すと周りは笑いながら決まって言う！
『田中は頭おかしい！』
と・・僕は真面目なのに・・野宿して死ねば良かった！余計に笑われるか・・。(笑)