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メディアや新聞で連日「自殺」が報道されている。
自殺について読者と考えたくてショートな物語を書いたので読んでみて下さい。
『ある仲良しの双子の兄弟がいました。
兄は明るく元気で心優しく弟思いな性格。
弟は勉強が出来て学内トップ成績の優等生でも体が病弱。
ある日、弟が病に倒れ臓器移植手術をしなければならない重い病気と診断された。
毎日来る日も来る日も家族はドナーを探すが見つからい。医師からドナーが見つからなければ余命3ヶ月と宣告され家族は途方にくれる。弟思いの兄は自らのドナーとなろうと決意する。
ドナーになるための代償は自分の命。
兄は自殺をする前日の夜に寝小便をしてしまう。
そして当日遺書を書き置き救急車を呼び自分の部屋で首つり自殺をする。
弟は兄の臓器をもらい移植手術は成功。』

この物語を読んでどう思いますか?
「兄は弟を助けて素晴らしい」と思いましたか?
自殺を美化出来ましたか?
僕がこの物語を書き読者に一番気付いて欲しい事は『寝小便』の理由です。
寝小便をすると言う事は兄はそれだけ自殺が怖かったのです。
怖くて怖くてたまらないけど弟を助けたいと思う心が勝ってしまった。
それでも自殺は美化して良いのですか?
肯定をしなければ兄が浮かばれないと思いますか?
兄は弟の中で生き続けると言いますか?
僕は辛い言い方をするがもし周りにそういう悩みを持つ方に相談された止める。兄が死ぬ事によって悲しむ人はいるでしょ。
僕が言いたいのは人間は決意した道を走ってしまう。
そういった考えを持たせない。
兄の行動を認めてしまえば仮にいじめを苦にして『自殺』するのも肯定しているのと一緒。
自殺はいかなる理由があっても悲しい結末しかないと言う事です。
この考えについては賛否両論あるだろう。親や弟や周りの立場だってあるから。
ただもし僕が兄の立場なら同じ考えを持つかも知れない。
矛盾・・解決が出来ないからこそ自殺は無くならい、解決出来た時に命の重さを知る。
そして最後にこの物語には一つ皆さんが見落とすかも知れない事!
それは3ヶ月の時間!
ドナーが見つかるかも知れない最後の最後まで希望を忘れない事。
自殺の道を走る前に寄り道をしないと、人間は一人じゃないんです。
誰かにたどり着くようになっていると信じています

読者の感想も聞かせて下さい。メールは『教えて』からお願いします。
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